夫婦生活がふとしたきっかけでどんどんさめていくことがあります。
始めは何気ない喧嘩だったり、ちょっと大きな口論だったりときっかけは様々ですが、それが尾を引いてしまい、いつの間にか夫婦の間に冷たーい風が…なんていうことはよくあることなのです。
ここで、このまま離婚に向ってしまうこともありますが、せっかく好きあって結婚した夫婦ですから、出来れば改善の道を探してみませんか?
ではさめきった夫婦関係を改善したいと思ったときに、どんな行動をとればよいのでしょうか?
■まずは「挨拶」と「笑顔」
冷めた夫婦関係だと、会話もろくにないことがありますよね。「今日は会議だ」や「子供の学校行事があるから休みを取ってほしい」など事務的な会話ばかりで、コミュニケーションをとるための会話が行われないのです。
そのような場合、まずは挨拶を行いましょう。
朝顔を見たら「おはよう」、仕事に行くなら「行ってらっしゃい」、出かけるなら「行ってきます」、帰ってきたら「ただいま」「おかえり」、ご飯を食べる時は「いただきます」、夜寝るときは「おやすみなさい」。
これらはすべて子供の時に習ったことですよね。
夫婦生活が上手くいかないとこんな言葉すら出ない時があります。
しかし、これから改善を目指すのであればぜひ上記の言葉くらいは相手の目を見ていいましょう。
会話はしないけど、あいさつはしてるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それはどんな表情で行っていますか?
ムスッとしていませんか?
いくら挨拶があっても相手が不機嫌な雰囲気だと言われた方もいい気がしません。挨拶を行う時は無理やりにでも笑顔を心がけましょう。
■居心地の良い環境を作る努力をする
いきなり話しかけるのはハードルが高い…なんていう夫婦ももしかしたらいるかもしれません。
そんな時は、まず相手が居心地がいいなと思える環境づくりに注力してはいかがでしょうか。
部屋を相手の好みに思い切って模様替えしてみたり、雑然としていた部屋を整理整頓したり、好きな花を飾ってみたりなど、相手が「なんだか最近家に帰ると落ち着くな」という環境を目指してみて下さい。
人間も動物ですから帰巣本能があります。帰ってくる場所が居心地が良いとだんだんと良い関係へと近づくことも出来るでしょう。
■「ありがとう」「ごめんなさい」を言葉にして伝える
小さい頃、「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉を教えられませんでしたか?感謝の言葉と謝罪の言葉はとても重要なコミュニケーションワードです。
例えば朝シャツにアイロンをかけてくれたなら、それが当然と思わずに「ありがとう」、仕事に行くついでにごみをだしてくれたら「ありがとう」など、些細な事でよいので感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
そして、謝罪の言葉も同様です。何かマズイ!と思う行動をとった時には早めに「ごめんなさい」と謝りましょう。
もちろん闇雲に謝ればいいわけではありませんので、なんでもかんでも「ごめんなさい」はだめですよ。
■ボディータッチをしてみる
夫婦仲が悪くなると、お互いの肩が触れ合っただけでも嫌悪感をもつようになるかもしれません。
しかし、夫婦に接触は付き物。夫婦生活を改善したいと思うならボディータッチも重要です。
まずはいってらっしゃいと肩をぽんとするところから始めてみませんか?徐々に自然と触れ合えるようになってくるかもしれません。