夫婦生活で嫌なことが重なり、「離婚」が頭をかすめることもあるかもしれません。
また、長年パートナーの不貞行為に悩まされているけどなかなか離婚まで踏み切れない…なんども裏切られているのに離婚への決意が出来ない…なんていう方もいらっしゃるかもしれません。
離婚に進むにしろ夫婦関係の修復を試みるにしろ、一度疑問に思ってしまった関係に何らかの結論を出すのは精神的にもキツイことかもしれません。
でもいつまでももんもんとしていられないし…と悩んでしまい、なかなか一歩が踏み出せない、そんな方もいらっしゃるでしょう。
■悩むならすぐに結論を出す必要はありません
今の時点で、離婚するべきかしないべきかを悩んでいるのであれば、いますぐその結論を出す必要はありません。
このまま夫婦生活を続けていって、ゆっくり結論を出していきましょう。
悩んでいる時点で、本当に離婚したいとは言い難いからです。このような場合、変に急いで結論を出すとどちらにせよ後悔する可能性もあります。
後悔しない選択をするため、悩んで悩んで悩みぬいてみるのも手でしょう。
■可能なら「離婚」の二文字を頭から抜いて生活してみる
もし可能ならまずは3カ月、「離婚」という言葉を頭から抜いて生活してみましょう。
結婚式や新婚旅行など幸せな思い出の写真や、恋人時代の思い出の品などを見てどういうところが好きだったっけ?と思い返してみてください。
そして、その気持ちを持って3カ月生活してみましょう。気持ちが揺らいだなら何度でも当時の気持ちを思い出せるものを見返してみてくださいね。
3カ月生活して、それでも「離婚」という文字が再び浮んだなら、離婚を選択するのも悪くないかもしれません。
■お子さんがいらっしゃるならお子さんを第一に考えてみる
もしあなたにお子さんがいらっしゃるなら、まずはお子さんにとってどのような結果になるのが一番望ましいのかを考えてみるのもよいでしょう。
結局、結婚も離婚も親の都合です。お子さんは振り回される立場にあり、親はお子さんを幸せにする義務があります。
離婚すると子どもにとってどうなるのか、離婚しないでこのままだとどうなのか。
学校は?友人関係は?金銭面は?教育面は?祖父母との関係は?
お子さんの生活の様々な面から考えて、最善だと思える結果を選んであげましょう。
しかし1点気を付けなくてはいけないことがあります。
それはあくまでも結論を出すのはアナタだということです。
お子さんの事を考えて結論を出すと「子供の為に離婚してしまった」「子供の為に離婚できなかった」と考えがちです。
そのため、その結論に後悔する日が来ると、「子供のせいで…」とすべての責任をお子さんに転嫁しがちなのです。
しかしそうではありませんよね。夫婦関係はアナタとパートナーとの問題ですよね。
お子さんはただ巻き込まれただけです。
アナタが導き出した結論を考えるきっかけになったのはお子さんかもしれませんが、結論自体はアナタが出したのですから、万が一都合が悪いことになったとしても、決してお子さんのせいにしてはいけません。