不貞行為の証拠をつかみたい!と思ったときに、自分だけではなかなか難しいものがあります。
そんな時に頼りになるのは探偵ですが、いったいどのような手順になるのでしょうか。
探偵に頼むなんてめったにないでしょうから、あらかじめ流れを把握しておく方がスムーズでしょう。
■まずは問い合わせをして、無料相談を!
探偵事務所を探すときに、ネットなどで探すかもしれません。クチコミやホームページの雰囲気だけで、いきなり依頼するのはやめましょう。
まずは、必ず電話などで連絡を取り、無料相談などがあるのかどうか確認してください。
多くの場合、ホーム―ページ金額が書かれていても、その通りになるとは限りません。
あらかじめ金額の目安についても必ず確認しておきましょう。
■実際に相談する際に準備しておくこと
相談する際に「配偶者が浮気しているかもしれないから証拠をつかんでほしい」という言葉だけでは探偵側も困ってしまいます。
探偵も情報が少なければ、その事実をつかむまでに時間も労力もかかってしまうのです。それはすなわちそのまま料金に反映されます。
あらかじめ、配偶者の行動パターン、相手の連絡先、メールのコピー・写メなど分かる範囲のことをまとめておきましょう。
■見積もり~契約
こちら側からの情報も提供し、どのような調査が必要かなどある程度の方針が固まったら、見積もりを出してもらうことになります。その際、延長料金やイレギュラー的に発生する料金があるのかどうかというのも確認しておきましょう。
また、些細な点でも疑問に思うことはすべて聞いておきましょう。その際、探偵の態度などもよくチェックしておき、「合わないかもな…」と感じたら契約の前に断って別の所を探すようにしてください。
探偵料金も決して安いものではありませんので、ご自分が納得いくところにお願いするようにしましょう。
また、契約の際には着手金が必要となるケースがほとんどです。
■調査開始
調査はあらかじめアナタと相談した調査方法に則って行われます。実際に張り込みをしたり、事前調査として相手の素性を調べたりなど様々な事が行われます。
どの程度まで踏み込んで調べるかは、アナタの希望と料金次第というところになります。
張り込みの場合は、配偶者が決まって出かけている時間や帰宅が遅い時間を中心にスケジュールを組みます。
例えば、アナタが配偶者のメールなどをチェックして○月○日に会うという情報を手に入れれば、それを探偵に伝えるとその日に張り込みを行うようです。
不貞行為の証拠は1度ではなかなか認められません。そのため、複数回不貞行為している現場を押さえる必要があります。
そのため、探偵への依頼も1日などではなく数日~数か月かかることもありますので、注意しておきましょう。
■調査終了~調査報告書の提出
調査が終了すると、探偵から調査報告書が提出されます。その内容で納得がいけば調査料金を支払って終了です。
なお、調査内容によっては、その後の対応をしてくれるところ(弁護士など)を紹介してくれるケースもあります。
なお、不貞の証拠がつかめてもつかめなくても期限が来たら依頼完了とする探偵事務所もありますので、契約内容をよく確認しましょう。